2020/04/25

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MTとかATって何?
今は普通免許の教習にはAT(オートマ)とMT(マニュアル)があります。
MT(マニュアル)車とは
クラッチペダルを踏んでシフトレバーでギアチェンジを手動(マニュアル)で行うタイプの車のことを言います。
ペダルはアクセルとブレーキの他にクラッチペダルがあります。
ギアには1速2速3速4速5速、リバース(後退)、ニュートラルがあります。
1速から発進してギアチェンジを繰り返してスピードを上げていき、スピードを落とす時もギアチェンジを繰り返してスピードを落していきます。
かなり忙しい運転ですね(^^;
AT(オートマ)車とは
ギアチェンジを基本的に自動(オートマティック)で行うタイプの車のみを運転できます。
クラッチペダルはなく、ペダルはアクセルとブレーキのみとなります。
ギアはP(パーキング)、N(ニュートラル)、R(リバース=後退)、D(ドライブ)、L(ロー:1速)、2(Sの場合も。セカンド=2速)があります。
チェンジレバーをDに入れるだけでスピードに応じて自動的にギアチェンジを行ってくれます。
Lや2は坂道でエンジンブレーキを使いたい時などギアチェンジして欲しくない場合に使用しますが、基本Dだけでギアチェンジを意識せずに走れる車です。
MTで普通運転免許を取得すれば、マニュアル車もオートマ車もどちらでも運転できます。
ATは普通運転免許のAT車限定の免許という形になります。
AT限定の普通運転免許では、マニュアル車は運転できません。
AT限定を持っている方がマニュアルに乗るためには、限定解除をする必要があります。
MTとATどっちがいいの?
マニュアルもオートマも乗れるなら、最初からMTで教習受ければいいじゃん!
って思いますよね?
でも、マニュアル車の運転はギアチェンジが必須。
ATよりも動きが少し複雑です。
ATは、まずエンストしません。
特に坂道発進などはATが楽!なのです。
複雑な分、うまく出来なくて教習や検定を取り直しになって余分に費用が必要になる可能性が高くなる、ということにもなりますね。
うまく行かな過ぎて諦めてしまう、なんてことは避けたいです。
そして、現在販売されている普通車はほとんどがAT車。
中古車ではマニュアル車を探す方が難しいです。
仕事でマニュアル車を使う必要がある、家族の車がマニュアル車である、という場合などを除いては、ATで十分!ということになります。
そして、シフトチェンジに神経をすり減らす事がない分、余裕を持って運転出来ます。
MTより技能教習が2時間少なく、その分教習費用も抑えられます。
50代女性、今からはじめての普通運転免許取得なら、AT教習がお勧め!ということになります(^^)
次回は教習所選びの注意点として指定教習所や届出教習所の違いについてをお話したいと思います。